7月6日(火) 更新

皆さんは既にFirst Loveのアナログ盤は手に入れましたでしょうか?
今回はそのアナログ盤に関してちょっと興味深い個所を発見しましたのでちょっとばかり書いてみます。(あくまでも推測ですよ)

以前から何回か書いてますが現在、国内においてはアナログ盤のプレス工場は1っ個所しかなくて昨今のアナログ盤ブームで 24時間フル稼働に近い状態で生産してるそうです。
そんな中でFirst Loveのアナログ盤の話が出てきたのが今からおよそ3ヶ月ほど前に なるわけですが当初は8万枚も生産予定にはなかったのですが色々かけひきがあり 予約分はプレスするということで落ち着いたのがその1ヶ月後で そこから本生産が始まったようですが、実はまだ問題があり以前にAutomaticの12インチが2月に出たときに 音が悪いなどのクレームが品質管理部門に結構あったためホームページにも担当者がコメントを入れるという事があったのは 記憶にも新しい事だが、今回のFirst Loveの生産にあたってもその事がネックになり 現在のプレス技術だと1枚で済むのをわざわざ2枚組にして一曲ごとのプレス溝の幅を確保して 音域のバランスを良くするなどの改善を図った。
東芝EMIはHikkiに関しては特に音楽の完成度と極めているのと同時に ジャケットなどについても同様に細かな配慮がなされてるようで 前回の12インチでの音質に関するクレームはこたえたようだ。
当初、国内プレスで行なうと思ってたが出来あがったレコードのマトリックス番号をの部分には規格番号がなくて 「 UTADA HIKARU SIDE A  CUT BY ”THE INHABITANT” 」などと入っており てっきり海外プレスと思ってたが他のアーティストのアナログなど国内プレスのアナログ盤をいろいろ見比べたところ どうやらアナログ盤の”メタルスタンパー”は別のところで製作された物を使って生産されてるようなのである。
通常はここの工場の場合アナログ盤の生産の工程の中にメタルスタンパーの製作料金が含まれており JIS規格によるスタンパー製作がされた物を使ってプレスしてるのだが、 これをしてしまったら前回の二の舞になってしまうのでメタルスタンパーをあえて海外に製作させて、 それを使って国内でプレスしたと思われる。
盤質はどう見てもアメリカ盤ではなくて、また海外プレス特有の匂いもしないし半透明のビニール袋を使ってるのは日本だけ、 それにAutomaticの12インチと見比べていただきたいのが中心部分の穴の次に少し盛り上がった部分があるがその辺りが照明に照らすと 解るが薄く引っかいたようになってる模様が同じなのである。
これはプレス機器特有の物なのでこれらから見ても多分間違いないと思う。

こうする事によって音質に関しては海外のメタルスタンパーを専門のところで製作させて、 世界一の盤質を誇る国内のプレス工場で作ればCDにより近い音質のアナログが出来あがるわけだ ♪
当然カッティングレベルが高いので針圧が合ってないと音飛びするので要注意だ。

おまけ。

  アナログ盤はメタルスタンパーに塩化ビニールを流し込んでサンドイッチ状態にして溝を刻んで作ってるのだが、 当然、何枚もつくれば溝が減ってきて使い物にならなくなってくる。
一般的には5000枚〜1万枚で寿命なので今回は8回〜10回はスタンパーを交換してると思われるが、 私も持ってるアナログ盤は東京で購入した物と関西方面で購入した物とでは、 先ほどの「 UTADA HIKARU SIDE A  CUT BY ”THE INHABITANT” 」 と書いてある書体が微妙に違っていて溝に幅も違ってる。
ましてや「SIDE D」にいたっては 「HH SIDE D」に省略されてしまっており(UH SIDE Dの間違い?) いかにたくさんのスタンパーが作られたかわかる。
つまり厳密に言うと数十種類の組み合わせがあるわけで手に入れたくてもまず無理なのが現状です。

みなさんも自分のをチェックしてみると面白いですよ (1枚しかないって???(笑))


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